株式会社RAISERMOONは、さまざまな化学製品を研究開発するケミカル系ベンチャー企業です。執行役員の根本様は、前職での営業活動にて、複数の樹脂加工企業から「製品内部を可視化したい」「接着しやすい樹脂が欲しい」といった技術相談を受け、アクリルの液体製品に対するニーズがあることを認識しました。しかし、当時はそうした要望に応えられる液体アクリル製品が世の中に存在しなかったため、新たに開発したのが同社の液体アクリル「樹脂の涙」です。
サービス導入前の課題
「樹脂の涙」は前職時代に見込顧客からの要望を受けて開発されましたが、実際には要望どおりの用途に適用することが難しく、販路や活用分野を模索し続けていました。
オリジナリティの高い製品ではあるものの、具体的にどの業界でどのように使ってもらえるのかが明確になっておらず、出展を検討できる展示会もない状態。さらに有効な販路開拓手法が見つからず、どのようにアプローチすればいいか悩んでいたのです。
サービス導入のきっかけを教えてください
「樹脂の涙」を開発する前の話ですが、前職時代に展示会へ出展した際、テクノポートの担当者さんが自社顧客を紹介してくださったことがありました。その経験から「製造業のネットワークをしっかり持っている頼もしい会社」という印象が残っていたのです。
「樹脂の涙」を拡販する際に何か力になっていただけるのではと声をかけたところ、Webマーケティングを活用した販路開拓の提案をいただいたのが導入のきっかけです。
サービス導入後の成果について
樹脂の涙を使いアクリルを接合した事例
以前も製品を広めるために展示会へ出展していたのですが、実際にはインターネット上で製品情報を公開し、そこから問い合わせを受ける方が販路拡大には効率的だとわかりました。
オンラインで情報を発信することで、リアルの営業活動だけでは出会えなかった企業や大学、研究機関からも直接アプローチをいただけるようになったのです。
さらに、オンラインからのお問い合わせは、すでに製品の特徴や用途をある程度理解している方が多いので、商談がスムーズに進むというメリットも感じています。ターゲット分野が明確でも、飛び込み営業ではなかなか興味を持ってもらえないことがある一方、オンラインで情報を発信して“相手から問い合わせが来る”仕組みをつくることで、ビジネスをより効率的に拡大できています。
コロナ禍の影響でオンライン上での情報収集や取引が活発化したこともあり、大学や大手企業から想定以上に多くのお問い合わせをいただき、新たなビジネスチャンスが広がりました。
テクノポートのサポート体制はいかがでしたか?
当社内にはWebマーケティングやサイト運用の専任者がおらず、どのように情報発信すれば効果的か悩んでいました。テクノポートさんは、こちらが方向性や要望を伝えると、それをWebマーケティング上でどのように展開すればいいのか即座に具体的なアイデアを提案し、実行してくださいます。そのため、当社のように社内で専門ノウハウを持っていない企業にとっては最適なサポートだと感じています。
単に見栄えの良いホームページを作るだけでなく、ターゲットとなる業種・用途を想定し、関連キーワードを洗い出してコンテンツ化する。さらに、ユーザーがWebサイトを利用しやすいよう環境を整備して問い合わせにつながりやすい導線を構築する。こうした総合的なサポートを受けられることで、Web経由の営業体制を強化する仕組みが整いつつあります。


