※当記事は法人のサステナビリティを可視化するWebメディアcokiがインタビューおよび執筆を行ったものです。
製造業のDX化を推進する「デジタルトルクレンチ」でソリューションを提供

ーまずは、御社の事業内容についてお聞かせください。
当社は「工場用のデジタルトルクレンチ」と「製造支援ソフトのデジプロマスタ」を設計、製造、販売している会社です。
トルクレンチを生産設備と連動させることで、生産効率や品質の向上、作業しやすい環境の構築など、生産ラインの改善ができるという特長があります。
例えば、ねじの締付データを自動でパソコンへ取り込み、履歴を保存する仕組みづくりや、ねじの締め忘れが発生したときに作業者に通知したり、次工程に進めないなどの対策ができるようになります。
ー製造業におけるDX化にも貢献する製品なのですね。
そうですね。
実はシステムと連携したデジタルトルクレンチ自体は他社も提供していますが、トルクレンチにコマンドを送れたり、PLC(Programmable Logic Controller)と連携できたりするのは、当社の製品だけになります。
PLCとは装置を制御するコントローラーのことで、製造業の現場では設備同士を連携させるのによく使われる方法なんですね。このPLCとトルクレンチのデータとを連携させることで、他の設備との連携が可能になります。
例えば「締付が全て完了したらベルトコンベアが動いて次の工程に進む」といったことも、PLCと繋ぐことでできるようになります。
また、弊社のトルクレンチは設定トルクを簡単に変更できるため、1本あれば複数のトルク値に対応できます。というのも、適正トルクはネジのサイズごとに決まっているため、従来の機械式トルクレンチの場合、ネジのサイズごとにトルクレンチを用意する必要があります。しかし弊社のデジタルトルクレンチは簡単に設定を変更できるので、1本で事足りるということなんですよ。
また、製造支援ソフトの「デジタルプロマスター」を使えば、組み立て手順が画面上に表示したり、当該工程に至ると自動的にトルクレンチにコマンドが送られてトルク値の自動で変更されて、作業者が締めるだけという状態にすることもできます。
ーすごい仕組みですね。デジタルトルクレンチ関連のソフトウェアも、御社で開発されているのですか。
はい。すべて当社で開発しています。当社は2010年7月に株式会社渡邊製作所(以下、渡邊製作所)のトルクレンチ部門が分社化して誕生した会社です。当社で販売しているデジタルトルクレンチや関連システムは、この渡邊製作所で製造しています。
渡邊製作所は、金属加工メーカーとして40年のモノづくりの実績があります。デジタルトルクレンチも関連システムも、モノづくりの機微を理解している同社の経験が詰まった製品なので、自信をもってお届けすることができています。
私自身、もともと東京でシステムエンジニアとして働いておりましたが、2012年、実家のある新潟に戻るのを機に、渡邊製作所の情報システム部門に入社しました。その後、デジタルトルクレンチ関連のソフトウェアを強化しようというタイミグでソフトウェア開発に携わることになり、渡邊製作所とアドレックの仕事を兼務するようになった経緯があります。ここ5、6年ほどは、ほぼアドレック専任で、営業とマーケティングを担当しているような形です。
テクノポートを選んだ決め手は迅速さと豊富なWebマーケティングの知識

ーテクノポートとの繋がりの経緯についても、教えてください。
当社のホームページを刷新して、「アドレック」の知名度を上げたいという想いで、製造業に強いホームページ制作会社を探していました。
たしか3社ほど候補があったのですが、最終的にテクノポートさんにホームページの制作と2カ月に1回のコンサルティングを依頼することに決めました。
ー決め手は何だったのでしょうか。
一番は、なんといってもレスポンスの速さです。何か質問を送ると、即答に近いような速さで返事が帰ってきます。このテンポの良さが、決め手になりました。
また、最初に対応いただいた井上さんが、ソフトな印象で人当たりの良さそうな方で、Webマーケティングの知識も豊富だったので、好印象でした。
ーテクノポートのサービスを導入されてから、具体的にどのような効果を実感していますか。
ホームページへの新規流入数が格段に向上しました。
また、テクノポートさんにお願いする前はカウントしていなかったので正確な比較はできませんが、資料ダウンロード数や問い合わせ件数も増加した印象です。
当社にはもともと専任の営業がいないこともあり、新規顧客開拓はホームページとリアルの展示会に頼っていました。
ところが、テクノポートさんに依頼する前のホームページは流入数が伸びず、苦戦していました。加えて、コロナ禍で展示会の中止が相次ぎ、リアルな場での出展もできないという事態に陥りました。先ほど申し上げたとおり、当社には専任の営業担当がおらず、インサイドセールスの知見も乏しい状態でした。
そこで、2020年頃からインサイドセールスにもっと注力しようということで、テクノポートさんに依頼することに。
狙ったキーワードで検索エンジン上位に表示されるSEO対策を踏まえたホームページへと刷新していただき、おかげさまで、コロナ禍でもそれなりの売り上げをキープすることができました。
テクノポートは「Webマーケティングの先生」のような存在

ー2カ月に1回のコンサルタントは、どのような内容なのですか。
まず、アクセスデータなどのレポートを出してくれます。その上で、「このキーワードの表示順位が低いので、高くするためにこんなページを作りませんか」と、ページの骨格を提案していただいたり、ホームページの方向性を調整したりといったことを行っています。
例えば、当初は「トレーサビリティ」つまり、「ねじの締付結果の履歴保存」を前面に押し出すマーケティング活動を展開していましたが、分析の結果、「ねじの締め忘れ防止」を訴求した方が効果が高いことが判明しました。
そこで、ホームページの構成もトレーサビリティよりは締め忘れ防止を押し出す構成にシフトしました。
結果、アクセス数は延び、問い合わせも順調に増えました。分析を効果的に生かすことができたと感じています。
SEOに関しても、当社が有力視していたキーワードが実はあまり有力ではなかったことが判明するなど、分析レポートを通していろいろなことが分かり、大変ありがたいです。
テクノポートはいわば、「Webマーケティングの先生」のような存在ですね。
ーなるほど、いろいろな気付きをくれる存在なのですね。今後はテクノポートとどのような関係を築いていかれますか。
もっとWebの流入数を増やして、「アドレック」という会社の知名度を上げていきたいです。
そのために、テクノポートさんのサポートのもと、地道にホームページのコンテンツを充実させていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。
テクノポートとの協働で、御社の価値ある商品がますます世の中に広く知られることを期待しています。本日はありがとうございました。